第一試合
昨年の武道会ルールでいい所なしだった西村だったが今回は得意のグローブルールでプロ格闘技初参戦の空手チャンピオン高橋との真っ向勝負は西村が判定で勝利をもぎとる。
第二試合
初参戦TEISTの有谷が南大和の山口を迎え討つ。山口は前回の参戦同様に巧みな試合運びでペースを掴み有谷に勝利する。
第三試合
プロシューターでもありアマ時代はチャンピオンも獲った芦川が寝技にも磨きをかけ参戦。対する宮谷は10代の若さで猪突猛進のごとく攻め込む。結果は宮谷が勝利を奪う。
第四試合
お馴染み名勝負男・長島雄一郎。今回は空手界の実力者、蔵本との対戦。蔵本はグローブ初参戦ながら空手スタイルで前にでるが長島は、ジャブで相手を牽制しながら右ストレートやアッパーを打ち込む。かなりのパンチをもらう蔵本だが最後まで倒れることなく判定に。結果は長島の判定勝ち。
第五試合
前回唯一柔道家を破り、死闘を制した阿部光弘。ベースが空手だけに組んでの膝蹴りを得意とする。対する阿部祐一郎は柔術の使い手でアマシュートLヘビー級で優勝を果たしている両者の戦いは空手家の阿部が終始試合をリードして勝利をおさめる。
第六試合
レスリングで全米チャンピオンにもなったアンソニーが体重で20キロも重い塚田をパワーで圧倒。アンソニーが勝利をおさめる。会場のボルテージも一気に高まりファイナルを迎える前の試合としては最高の試合であった。
第七試合
史上初の他流派で極真世界大会に出場し、世界チャンピオンになった宮野孝裕がファイナルで登場したこの試合、宮野は空手スタイルと変わらぬ膝を中心とした組み立ての試合展開に持ち込むが相手の内藤も宮野とは何度か空手で対戦したことがあり両者はある意味、手の内を知り尽くしているため、お互いに有効だが生まれず結果はドローに・・・。
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